一日一言の魂

古今東西の心に残る言葉や名言・格言・名台詞・諺・新語・一日一言などを学び新しい生き方を目指しています。

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『少年の時間こそ、物事の道理を講明するのに最適時期』前島密  4月20日の郵政記念日に因んで

☆彡今日の一日一言

『少年の時間こそ、物事の道理を講明するのに最適時期』前島密

 

1871年(明治4年)4月20日、日本の郵政事業が開始された。

 

それまでの通信手段は飛脚による書状の配達だったが、これを国有化し、より安く、より安全確実なサービスをしようと考えたのが近代郵便の創始者前島密である。

 

キッカケは官吏であった前島密のもとに回覧されてきた、東京~京都間を行き来する官文書の運送費についての書類だったという。

 

その金額に驚いた前島密は数か月にわたって飛脚に支払う費用を調査し、月額平均千五百両にも上がることを突き止めた。
 
 前島密はこれだけの金額を使えば官民共用の文書を定期的に配達できるのではないかと思い立ち、早速政府内に計ったところ、賛同の意を得て、具体的にその計画をまとめた。

 

飛脚に支払う金額を知ってからわずか20日余りの、1870年6月2日に郵便創業の具体案を太政官に建議したという。

 

心に響く365の名言とエピソード (宝島SUGOI文庫)

心に響く365の名言とエピソード (宝島SUGOI文庫)

 

 以上は 晴山陽一著 心に響く365の名言とエピソード より一部抜粋

 

☆彡4月20日は郵政記念日です。

日本で郵政事業が始まる。
逓信省(現在の日本郵政グループ)が1934年に「逓信記念日」として制定。逓信省が郵政省・電気通信省の二省に分割された1950年に「郵政記念日」と改称、1959年に「逓信記念日」に戻されたが、2001年の省庁再編に伴い再び「郵政記念日」となった。


1871(明治4)年3月1日(新暦4月20日)、それまでの飛脚制度に代わり新しく郵便制度が実施された。

東京・京都・大阪の三都市と東海道線の各駅で、郵便物の取扱、切手の発行が始まった。翌年にはほぼ全国的に実施された。

この日から1週間を「郵便週間」として、郵便業務のPR活動などが行われる。この日を含む1週間を「切手趣味週間」としている。

 


前島密のプロフィール
前島 密(まえじま ひそか、天保6年1月7日(1835年2月4日) - 大正8年(1919年)4月27日)は、日本の官僚、政治家。号は「鴻爪(こうそう)」。

日本の近代郵便制度の創設者の一人で1円切手の肖像で知られる。「郵便」や「切手」、「葉書」という名称を定めた。その功績から「郵便制度の父」と呼ばれる。

前島は晩年を別荘「如々山荘」で過ごした。この別荘は三浦半島西海岸にある浄土宗寺院、浄楽寺の境内にあった。前島夫妻の墓所も浄楽寺境内にある。郵政民営化を断行した小泉純一郎の選挙区(神奈川県第11区)内である。

◆称号 男爵

貴族院男爵議員
当選回数 1回
在任期間 1904年7月 - 1910年3月


◆栄典
1889年(明治22年)11月25日 - 大日本帝国憲法発布記念章
1902年(明治35年)7月30日 - 正三位

◆人物
東京専門学校校長、議員、評議員評議員会長を歴任した上、明治34年には第一回の基金募集委員長に就任し、早稲田大学で最初の募金事業の陣頭指揮を執っている。大正14年早稲田大学校賓。前島彌と親子2代に渡って、早稲田大学校賓に推されており、早稲田大学と大変縁が深い。

大久保利通らが当初進めていた大阪遷都に対し江戸遷都を建白した事でも知られる。

紀尾井坂の変にて事件直後に駆け付け、そこで目撃した大久保の遺体を「肉飛び骨砕け、又頭蓋裂けて脳の猶微動するを見る」と生々しく表現している。

教育の普及のために、漢字を廃止して平仮名を国字にすべきであると主張した漢字廃止論者であった。
日本海員掖済会の委員長・会長である赤松則良を助け、同会の副委員長(明治22年~24年)・副会長(明治24年~38年)・理事会長(明治38年~43年)を務めた。

◆切手
日本における近代郵便制度の父として、現行の1円普通切手に前島の肖像が描かれているほか、いくつかの記念切手にも彼の肖像が描かれている。

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