「私は神と歴史に対してのみ責任を負う」 フランコ 1937年4月26日のゲルニカ爆撃
☆彡一日一言
「私は神と歴史に対してのみ責任を負う」 フランコ
1937年4月26日の午後四時半から四時間なわたり、ドイツ空軍がスペイン北部にある
中央市場に人の集まる時間帯を狙った爆撃により、街の主要部は破壊され、住民7千人のうち、1,600人が死亡したといわれている。
この祖国の惨事の報をパリで聞いたピカソがナチスの暴虐に対して、「ゲルニカ」を一突きで書いたことは有名である。
この爆撃はスペイン内戦の反乱軍を指揮するフランコ将軍の要請により、ナチスの「コンドル軍団」が行ったものだった。
当時のスペインは共和政府と反乱軍によって2分されていたが、
この後、フランコは1939年にマドリードを占領して、内戦を終了させ、自ら国家元首となる。
この空爆は、ナチスにとって、来るべき大戦に備えた爆撃演習を兼ねていたとも言われている。
民族意識が強く、人民戦線側に立つ傾向にあったバスク人の町が攻撃の対象として選ばれたのだった。
以上は 晴山陽一著 心に響く365の名言とエピソードより 一部抜粋